【ブンガブラン】本場インドネシアもびっくり！ナシチャンプル専門店になったブンガブラン

下高井戸のインドネシアと言えばブンガブラン。ブンガブランがついに最終形態のナシチャンプル専門店になったので奥様を連れて行ってきました。

ナシチャンプル専門店『ブンガブラン』

ブンガブランは東南アジア料理専門店として2012年にオープンし、2019年にはインドネシア料理専門店に業態と現在の店名に変更しました。そして2023年6月27日にナシチャンプル専門店になりました。

オープンから11年でついに本来やりたかったナシチャンプル専門店になったとのことです。確かに11年前に日本ではなじみの薄いインドネシア料理のナシチャンプル専門店としてオープンするのは難しかったと思います。

そんなブンガブランは少し分かりづらい場所にあり、下高井戸駅からオリジンを曲がり、公園通りを松原駅方面に進んでお肉屋さんを右に曲がったところにあります。

お店の入口に「ナシチャンプル専門店となりました」と業態変更のお知らせが貼ってありました。

インドネシア名物ナシチャンプルとは

ナシチャンプルは、インドネシア語で「混ぜご飯」という意味で、ご飯に様々なおかずをトッピングした一皿料理です。インドネシアでは、屋台やレストランなどで広く食べられており、地域や店によってトッピングや味付けが異なります。

ブンガブランでは、ナシチャンプルのトッピングを自分で選べるようになっています。

なんかいっぱい書いてあります・・・文字が小さいので分かりやすい画像にすると、

拡大すれば読めるはず！

注文はまずご飯のサイズをS/M/Lから選びます。次におかずを４種類以上選び、必要に応じて旨辛調味料のサンバルを追加します。

おかずは串焼き、野菜、魚介、お肉が20種類以上あり、それぞれ値段が表示されています。

どれを選んでいいのか分からない場合はメニューの写真にある３つサンプルをそのまま選んじゃいましょう。

僕が初めて来た人におすすめするとしたら、サテ・アヤム（鶏ハラミの串焼）、ガドガド（茹で野菜のピーナツソースがけ）、ペペス・イカン（魚とスパイスの包焼）、グレ・アヤム（鶏のスープカレー）の４つですね。業態変更前からナシチャンプルを食べていた人には馴染み深い内容だと思います。

サンバルは、インドネシアの料理に欠かせない調味料で、辛さや風味が異なる種類があります。
ブンガブランでは４種類のサンバルがあり、ナシチャンプルに混ぜて食べると、さらに味が引き立ちます。

ドリンクも本格的

業態変更前から引き続き本場の珍しいお酒が揃ってます。ランチタイムは100円引きとお得です。

珍しい飲み物が並びます。

インドネシアのビールもあります。この他にハートランドもあります。

僕の大好きなネプモイもあります。この他にワインやリキュールもあります。

選んで楽しい！混ぜて美味しい！ナシチャンプル！

メニュー選びでは将棋の棋士なみに長考することで定評のある奥様ですが、完成形の味を想像したり悩んだりと楽しそうです。

• ご飯Sサイズ 400円
• サテ・アヤム（鶏ハラミの串焼き）200円
• トゥミス・ジャントゥン・ピサン（バナナのつぼみの炒め）250円
• イカン・ブンブ・バリ（揚げ魚のバリソース煮）350円
• アヤム・ゴレン（鶏ももの唐揚げ）350円

奥様は以上の内容で合計 1,550円。

おかずのひとつひとつがしっかりした味付けで揚げ魚のバリソース煮が全体をまとめている感じです。

• ご飯Mサイズ 450円
• サテ・タンブリナス（鶏ハラミのスパイシー串焼）200円
• ウラップ（茹で野菜のスパイスあえ）150円
• サンバル・ゴレン・ウダン（海老のココナツソース煮）450円
• ウルタン（バリの豚ソーセージ）350円
• 生サンバル 100円

僕は以上の内容で 合計 1,700円

今まで食べたことのないやつを中心に選んでみました。

ココナツの香りをベースにスパイスの効いたおかずを混ぜ、生サンバルで味を引き締める内容で、混ぜると思わぬ味の変化があって面白いですね。

ナシチャンプルは肉、魚、野菜などバランスよく食べられるので体にも良さそうです。

本場のナシチャンプルを下高井戸で味わう

ナシチャンプルは様々な味と食感を楽しめる料理で、組み合わせは無限大。ブンガブランはマスターひとりで切り盛りしているお店で毎日の仕込みが大変そうです。

そんな手間のかかる料理を下高井戸で手軽に味わえるのはマスターの熱意のおかげですね。

インドネシアの国民食であるナシチャンプルに絞って業態変更したブンガブラン。ここまで本格的に海外の料理を堪能できるお店って貴重だし、素晴らしいですね。

訪問歴

店舗情報

【閉業】

訪問メモ

長年下高井戸のエスニック料理を牽引していたムンランギットカフェがインドネシア料理店ブンガブランとして再出発。ご飯とおかずをサンバルと呼ばれる旨辛調味料に混ぜながら食べる本格インドネシア料理「ナシチャンプル」がオススメ。一人でも楽しめるけど大人数だと色々なおかずを混ぜられるのでナシチャンプルの醍醐味を味わえる。店名の意味はインドネシア語で「月の花」という意味らしい。ムンランギットカフェの訪問歴はこちら。2023年11月閉店