行こうと思っていた夜のブンガブランにやっと行けた。
混ぜ混ぜして食べるインドネシア式は手軽なランチよりもディナーのほうが醍醐味を味わえると思うんだ。
メニューを開くとコンセプトが書いてある。ご飯とおかずを混ぜながら食べるインドネシアスタイルを味わえるお店はなかなか無い貴重なお店なんじゃないかな。
おすすめの組み合わせが書いてあるけど本場過ぎてライス以外さっぱり分からないぞ。ウラップってなんだ?
料理名を見てもさっぱり分からないけど、メニューには写真付きで料理の説明が書いてある。辛さも唐辛子マークで分かるので嬉しいね。辛さは調整可能で注文時にお願いしよう。
で、何を混ぜるか悩むんだけど、お店の人にアドバイスをもらいながら食べたい料理を注文しよう。2人でおかず4品くらいが基準だって。
とりあえずビールで。バリ島のクラフトビールで名前の通りマンゴーのフルーティーな香りがするビール。苦味はなく、ビールが苦手な人でも飲める美味しさだった。
ビールを飲んでいたら料理が一気に出てきたー!
混ぜることを前提としているので料理は注文単位で一気に出てくるんだって。そりゃそうだ、1品じゃ混ぜられないもんね。
混ぜる前にビール2杯目。インドネシアの料理にはインドネシアのビールが合うよね。すっきりしていてスパイシーな料理にぴったりだ。
まずはメンバー紹介から。
噂のウラップ。茹で野菜とココナッツをスパイスで和えた、あっさりしつつコクのあるインドネシアの定番野菜料理。
シャキシャキ食感で美味しい味は薄めだけどココナッツの香りとコクがあって飽きずに食べられそうだ。
バリの伝統料理で、豚肉、インゲン、ココナッツなどをバリのスパイスペーストと和えている。
副菜みたいだけどお肉が入ってメインディッシュのような力強さもある。
ココナッツミルク、スパイスと牛肉を柔らかく煮込んだ旨味の凝縮された一品。
濃いめの味でビールに合う。
鶏のスープカレーで、ココナッツミルクのコクがありつつも、あっさりとしたカレー。
中には鶏肉やゆで卵など入っている。
ターメリックやココナッツ等で炊いた、祝い事の際に欠かせないご飯。
それぞれ単品でも美味しい料理だけど、混ぜることでまた違う魅力が出てくるのだとか。
と言うことで、ご飯の上におかずを乗せて混ぜ混ぜ。スープカレーのグレ・アヤムで味のベースを作り、その他のおかずで味を変えていこう。
最初は茹で野菜のウラップを多めで優しい味付けで始まり、後半は牛肉のルンダン・サビを多めで力強く盛り上げる。豚肉のラワールで味のバランスを整えると味のストーリーが出来上がって食のエンターテイメントの出来上がりだ。
料理を混ぜることで思いもよらない深い味になる。元々馴染みの薄いインドネシア料理なだけに混ぜた味の想像ができなくて面白い。
自分で混ぜる割合を変えて味のハーモニーを作り、自分だけの料理を完成させていく。まるでオーケストラを指揮しているみたいだ。
味のハーモニーを考えながら混ぜて食べると味覚が鍛えられるような気がする。 インドネシア料理は奥が深いね。
多めの人数での訪問がおすすめだね、たくさん料理を注文して、色々な料理を混ぜて楽しもう。
訪問歴
訪問履歴が 14件あります。
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【閉業】
店名 | ブンガ ブラン (Bunga bulan) |
住所 | 東京都世田谷区赤堤4-36-1 地図 |
TEL | 03-5355-1223 |
営業時間 | 【火~土】 Lunch 11:30-15:00 Dinner 17:30-23:00 【日】 Lunch 11:30-15:00 Dinner 17:30-22:00 |
定休日 | 月曜 |
website | https://r.goope.jp/bungabulan |
SNS | facebook / instagram / twitter |
訪問メモ
長年下高井戸のエスニック料理を牽引していたムンランギットカフェがインドネシア料理店ブンガブランとして再出発。ご飯とおかずをサンバルと呼ばれる旨辛調味料に混ぜながら食べる本格インドネシア料理「ナシチャンプル」がオススメ。一人でも楽しめるけど大人数だと色々なおかずを混ぜられるのでナシチャンプルの醍醐味を味わえる。店名の意味はインドネシア語で「月の花」という意味らしい。 ムンランギットカフェの訪問歴はこちら。 2023年11月閉店