【フランス料理プチメゾン】史上最高に上品なフランスカレー

下高井戸の住宅街に佇む「プチメゾン」は、フランス料理を提供する小さなお店です。店主はフランスで修行を積んだ経験を持ち、本場の味を再現した料理を提供しています。

今回はプチメゾンの看板メニューであるフランスカレーを食べてきました。

プチメゾンの場所

プチメゾンは京王線の明大前と下高井戸の間の線路沿いにあります。完全に民家と同化しているので初めて行く人は場所をよく確認しておきましょう。入口の上にある煙突が目印です。

写真の踏切を渡ってまっすぐ進むと菅原神社があります。今月の23日と24日にお祭りがあり、お神輿がでます。

プチメゾンのメニュー

プチメゾンの看板メニューのフランスカレーは数量限定でコースでも単品でも注文できます。

今回はフランスカレーとドリンクのセットにしましょう。

カレーの他にキッシュ、クロックムッシュ、スパゲッティがあります。

前回食べたローストビーフもあります。

デザートメニューもあるのでカフェとしても使えます。ランチとセットにすると150円引きです。

コーヒーを中心にドリンクも色々。ビールとワインもあります。

プチメゾンのフランスカレー

コーヒーとのセットにしました。ドリンクのタイミングは食前、食後と選べます。

コーヒーカップはノリタケ製でした。器が綺麗だとコーヒーも美味しい。

フランスカレーは日本では馴染みの薄いメニューですが、フランスでは古くから愛されている料理で、トマトや果物などの野菜をじっくりと煮込み、生クリームで仕上げたコクのあるソースが特徴です。

プチメゾンのフランスカレーは約半世紀前、フランスのオペラ座近くの2つ星レストランで提供され ていたフランスカレーを再現。 名古屋コーチンのフォン・ド・ボライ ユ、もも肉は程よい弾力とうま味の多い尾を使用。 野菜や果物 は煮込まず、シュエ (水分を飛ばし甘みを引き出す調理法)をして生クリームと合わせた上品でクリーミーな味わいが特徴だそうです。

フランス料理なので肉や野菜をじっくり煮込むイメージでしたが、シュエという手法を使っているようです。調べてみたら弱火でゆっくり炒めて水分を抜き、素材の旨味や甘味を凝縮する手法なんだとか。うっかり焦がしそうで手間暇のかかる調理法ですね。

ひとくち食べると野菜の旨味がしっかりと凝縮された深みのある味わいで、カレールーは辛すぎず、辛さのあとに甘みも感じて幅広い層に好まれる味です。生クリームでまろやかになっているのがいいですね。

ターメリックライスとカレーの色合いが似ていて見た目的には映えないですが、味の組み合わせは最高です。普通のライスより絶対ターメリックライスの方が合います。

鶏肉は大きめにカットされており、食べ応えがあります。

野菜や鶏肉など色々な具材の旨味がギュッと詰まっている奥深くて上品なフランスカレーでした。

窓からは京王線が見えます。そろそろ工事で見えなくなるかな？

民家と間違えそうな外観なのに本格的なフランス料理を食べられるプチメゾンでした。

訪問歴

店舗情報

訪問メモ

フランスカレーとキッシュがメインのフランス料理店。ランチとカフェタイムに営業していて、店休日には料理教室も行っている。2023年5月17日オープン。