【カナピナ】老舗インド料理店の実力！噛むほどに旨いゴロゴロマトンビリヤニ

スパイスの香りに誘われて。老舗の味を守り続ける名店で至福のランチ

街を歩けば新しい発見があるこの界隈ですが、本日は長年愛され続けている「あの味」を求めて足を運びました。

今回訪れたのは、インド・ネパール料理のカナピナです。 古くからのファンの方なら「テイスト・オブ・インディア」という名前に聞き覚えがあるかもしれません。店名は変われど、この場所で本格的なインドカレーを提供し続けている、まさに地域の宝とも言える老舗です。

伝統の味に加わった多彩なラインナップ。東南アジアの風と魅惑のスイーツ

店頭の看板を眺めると、お馴染みのカレーセットに加えて、驚きの変化がありました。 なんとチキンフォーやガパオライスといった東南アジア料理が仲間入りしています。さらに、デザートにはチョコレートナンやタピオカドリンクも。飽和状態にあるインド・ネパール系カレー店からの脱却を目指し、試行錯誤がうかがえます。。

さらには、ランチでチキンビリヤニの提供も始めたようです。カレー好き界隈では空前のビリヤニブームなので、流行に敏感なカレーマニアは見逃せないお店です。

店内メニューにもビリヤニがありました。 店頭ではチキンのみの案内でしたが、店内メニューにはマトンと野菜もしっかりラインナップ。現在はまだ英語表記が中心のメニューですが、その「本場感」がまた、旅をしているような気分にさせてくれます。

すべてのランチにドリンクが付くのも嬉しいポイントです。ラッシーやマンゴーラッシー、ウーロン茶、アイスコーヒー、ホットチャイなどから選べます。

通常のカレーメニューも健在です。

溢れ出すマトンの旨味！本格派マトンビリヤニ

運ばれてきたマトンビリヤニは目にも鮮やかな一皿。 鮮やかな赤のトマト、白く輝くゆで卵、そしてたっぷりのネギと千切り生姜が添えられています。

ビリヤニは、インドやその南アジアで愛されている「スパイス炊き込みご飯」です。スパイスと肉や野菜の旨味が凝縮された、お祝い事に欠かせない国民食です。

ドリンクはホットチャイを選びました。温かく、スパイスのきいたホットチャイは芯から体を温めてくれます。

ライスは日本のお米ではなく、バスマティ米を使用しています。 日本人が慣れ親しんでいるジャポニカ米は粘り気が特徴ですが、バスマティ米は細長くパラパラとした質感。このお米こそが、スパイスを存分に吸収し、軽い口当たりでビリヤニを完成させる名脇役なのです。

ふんわり食感と香り高いバスマティ米はスパイスと相性ばっちり！いくらでも食べられそうです。時折入っているホールスパイスがアクセントになって、本場感を感じます。

掘り進めると、中からはゴロゴロと大きなマトンが姿を現します。 このマトンが実に見事で、噛みしめるたびに特有の香りと深い旨味が口いっぱいに広がります。これほど存在感のあるマトンは、肉好きの方も納得の満足度でしょう。

スパイスと生姜の力で心も体も健やかに整う！寒い季節に嬉しい「温活」ランチ

今回いただいたビリヤニに含まれるスパイスやたっぷりの生姜は、血行を促進し、内側から体を温めてくれる美容と健康の強い味方です。また、マトンは脂肪燃焼を助けるL-カルニチンが豊富に含まれていると言われており、ヘルシーにパワーをチャージしたい時には最適の食材です。

ホットチャイは、スパイスの香りが心地よく、冷えた体にじわりと染み渡ります。ホッと一息つく瞬間に、心まで解きほぐされるような感覚を覚えました。

老舗が贈る新境地のビリヤニ。スパイスの魔法にかかりに、ぜひ皆様もカナピナを訪れてみてはいかがでしょうか。きっと新しい美味しさに出会えるはずです。

訪問歴

店舗情報

 せたがやPay使えます

訪問メモ

昔はグレート・インディアというお店で、その次はテイスト・オブ・インディアで3代続けてインドカレー屋さんのお店。経営者が同じかは分からないけど、美味しさは変わっていない。ナン・ライスのおかわりが自由なのが嬉しい。夜はおつまみメニューもあるのでエスニック居酒屋としても使える。おそらく下高井戸で一番長いカウンター席とお店の奥にはテーブル席があるので満席になることが少なく、ランチタイムも長いので、とりあえずこのお店に行けば何とかなる便利なカレー屋さん。